きれいにワックスを個人で保っていくのは本当に大変なんだなと感じた現場でした

築10年の在宅マンションの住人の方からのご依頼で、UVコーティングの施工に行った時にワックスの大変さを感じました。

上の画像は、入居から10年間で、ご自身でワックスを2回かけられた画像です。

画像を見て頂けると分かるように、か・な・り・汚れてきていますよね。

ワックスは床材の保護としては十分なのですが、汚れを抱え込んでいきます。UVコーティングのように完全に硬化するわけではないですからね。

なので、ワックスを塗り直す際は、元々塗られている汚れたワックスをきれいに取り除いてから、次のワックスを塗る必要があります。剥離作業といいます。

剥離作業は、家具家電などもどかさないといけませんし、剥離作業自体も結構な重労働です。剥離剤を垂らし、ゴシゴシとこすって剥がし、床が吸ってしまう前に急いて除去しないといけません。

剥離作業をせずに新しいワックスを上塗りをしてしまうと、汚れをワックスで包み込んでしまいますので逆に汚く見えてしまいます。これを何度も繰り返す方がたまにいますが、これは最悪の結果となってしまいます、、

よりきれいで光沢のあるワックスを維持しようと、年に2回3回とマメにワックスを塗っていくのですが、前のワックスを剥がすことをしない…きれいに見せたいのに、1工程省くだけで逆効果。おぞましい結果が待っていると言えるでしょう。

かといって、1度ワックスをかけてしまってそのままほったらかしにしてしまうと、それはそれでワックスが汚れていくばかり。画像のようになってしまいます。

このお客様も、汚れに耐えかねてご依頼くださいました。UVコーティングなら、初期費用こそワックスの何倍もかかりますが、その後のメンテナンスは不要で、基本的に出費は施工時の1回のみ。剥離作業も要りませんし、結果コスパも高いのです。

このワックスを剥離している時に、個人でワックスを綺麗に保っていく事は本当に大変だなと感じた現場でした。