UVコーティング前、下地処理のいろいろ。

uvコーティング,つや消し,マット,セミグロス,フロアコーティング

間取りが新築戸建て4LDK。

下見には行ったのですが、お客様の予定が合わずに不動産屋からの受け渡しが、終わっていない状態での下見になってしまっていたのです。

フローリングは、シートフローリングでは無く突板フローリングという事は確認出来ていました。

下見の際に、まだ受け渡しが終わっていなかったので、サービスワックスだけはかけないように不動産屋に伝えておいて下さいと、言っておいたのです。

しかし、何があるかわからないので施工当日、一番に剥離剤でワックスのチェックだけはしたのです。

残念な事に、剥れてしまっています。剥離するしかありませんね。一応、お客様に状況の一報は、入れて剥離を開始しました。

すると、2階を剥離終えた頃に現場監督さんが、ひょっこり現れ事情を聞かれました。どうやら、お客様が何故ワックスをかけたんだと、苦情の連絡を入れてくれたみたいです。

監督さんが言うには、ワックスはかけていないとのこと。しかし、何かが剥れている所を見せると、確かにと納得して頂けました。

そこで、このフローリングのメーカーに知り合いがいると、監督さんがメーカーに直接どういう加工になっているのか、聞いてみると電話してくれたのです。

すると、最後にウレタンでコーティングしているので、それが剥れているのでは、という回答だったようなのです。

なるほど、剥離剤で剥れるのでおそらく水性ウレタンなんでしょう。びっくりしました。

長尺シートやクッションフロアなどの床材には、メーカーが初期ワックスをかけて販売している事は、珍しくありません。

しかし、ワックスでないにしろ、剥離剤で剥がれてしまうコーティングを、メーカー側がフローリングにしているとは、勉強になりました。

今後も、剥離のチェックだけは、欠かせないですね。

その後は、問題なく順調に終わりました。

新築にグロスは、何も置かれていない部屋が、ピカッと輝いてやっぱり決まりますね。やった感があり充実しました。

フローリングのメーカー側も、あの手この手で新しい製品を出してくるのだなと思い、改めてあなどれないなと思わされた案件でした。

..............................................................
お問い合わせの際「オンズレイのブログ」経由とお伝えいただくと施工範囲拡大等のサービスにも対応しております!

UVコーティング →TOPページ