犬・猫等のペットを飼っている人で、床でのスベリに悩んでいるかたは多いと思います。
自分も若い頃犬(シーズー)と一緒に住んだことがありますが、鍵を開ける音に気づいたワンちゃんがガーっと近寄ってくるのとかかわいいですよね(笑)
しかし、あ!帰ってきた!と気づいてターンを決めてダッシュ。爪をカシャカシャカシャカシャ…
っと走って近寄ってくれるのはかわいいですが、スベリまくってかわいそうな面も、、
室内で追っかけっことかして遊んでても、ターンのたびにズルっとくる様は、犬にとってストレスだろうな、、と思ってしまいます。
そんなお悩みを解消すべく、我らオンズレイの親方が、スベリ防止に特化したUVコーティング、とことこわんコートの開発に成功しました。
これが素晴らしい出来でして、施工してる自分もドン引きするレベルなのです(笑)
自分は職人なので、成分的なことは書けませんが、触った感触的にすごいのはよくよくわかりました。
ペットのための防滑UVコーティング①
この配合が完成して一発目の施工は、親方の知り合いのかたの戸建ての生活動線(LDK〜階段〜玄関)のみの施工でした。
ずっと犬を飼っていて、ずっとワンちゃんの床のスベリをなんとかしようと悩まれていたとのこと。
開発中から防滑わんコートの話はしていたらしく、完成したらすぐにでもお願いしたい!
とのことだったようで、早速の施工となりました。入居済/在宅での施工ですね。
自分としては初めての防滑仕様の樹脂での施工となったわけですが、、
UVコーティングの施工というのは、清掃して樹脂を塗って特殊な照射器で紫外線を当てて硬化させていくという流れです。
だいたい自分はその硬化させる照射担当となることが多いのですが、一定の距離と速度を保ちつつ、しっかりと光を当てていかないと硬化しないから、身体の固定が大事になるわけです。
前置きが長くなりましたが、とにかく色々と体勢を変えて、身体の負担を分散させつつ、硬化した箇所に乗って進んでいくのですが、その体勢の中にはあぐらをかくもありまして、そのあぐらをかいて進むときは、おしりの筋肉で少しずつ前に進むのですが、グッ、グッ、グッ、、とグリップが効いて進みが悪い(笑)
普通のUVコーティングでもグリップは効くようになりますが、ケタが違うのです。
あまりにビックリして、その時点で1回照射器を置き、お面を取り「シャチョーすごいすね!これ!」と絶叫したほどです(笑)
そして無事施工が完了し、実際にワンちゃんが戻ってきたところがこちら。
グググっとグリップが効いて、ママさんとストレスなく楽しんでるのが伝わるかと思います!
ペットのための防滑UVコーティング②
続いて次は新築戸建ての全室に防滑UVコーティングの施工をしてきたときです。
これは、このブログからのお問合せで、まだ防滑UVの記事を書いてなかったので、普通につや消しのUVをご希望でした。
しかしやり取りの中で「犬を飼っている」とのことでしたので、防滑仕様をおすすめしたら「是非!」ということで、全室の施工となりました。
今回は入居前なので、施工後のワンちゃんの動画はありませんが、職人ならではで、施工途中の施工前・施工後の箇所で滑りを撮ってみました。
職人の靴下なんか見たくねーとか言わずに見てやってください。
本当に滑らないですね。施工前の箇所から施工後の箇所に入った瞬間、グググググっとグリップが効いてきます。
ラボでテスト
親方の事務所兼研究所。通称ラボという所があるのですが、そこで親方にお願いして施工前・施工後のサンプル板を作ってもらい、滑り比較動画を撮らせてもらいました。
ドヤりたくなるほどの防滑具合。。
惚れ惚れしますね。。
自画自賛で申し訳ないですが、本当に滑らないんですよ。
まとめ
といった感じで防滑仕様のUVコーティングであるとことこわんコートについてでした。
上にも書きましたが、施工しててドン引きするレベルですべらなくなります。
もちろんUVコーティングの保護効果、掃除が楽になったりといった効能はまったく同じです。つや消しでもできます。
開発費と特殊な何か(すみません職人だからケミカルなことはわかりませんが防滑のためのなにかです、、)を追加することになるので、通常のつや消しよりは若干割高になってしまいますが、例えばワンちゃんがよく遊ぶ場所、通る場所。LDK+廊下+玄関のみの施工とかも全然ありだと思うんですよね。
そもそも個人的には寝室とか、一生ベッドの下にある床にコーティングする必要はナイんじゃないかとすら思ってます。親方に言ったら怒られそうですが(笑)
といった感じで防滑仕様のとことこワンコートでした!
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