UVコーティングは、大きく分けて2つのタイプがあるとこれまで書いてきました。
ひとつは、グロスタイプで、いかにもUVコーティングといった感じのツヤツヤのテッカテカな見た目。強度だけではなく華やかな見た目も得られます。
そしてもう一つはつや消しというタイプで、強度はそのままに、光沢は落ち着いたタイプ。
実は、この中間のセミグロスというタイプもあります。グロスでは自宅には派手過ぎるし、つや消しではせっかくのUVコーティングなのに見た目的なインパクトが物足りない…
という方に大人気です。
このページでは、さらにその中間の発注をいただいた、特殊な施工例について書いてみたいと思います。
今回のお客様のお宅は、都内で一軒家。最近都内で多く見られる3階建てで、2LDKです。
- 1階が玄関、お風呂、個人のお部屋
- 2階がLDK
- 3階が個人のお部屋+ウォークインクローゼット
といった間取りでした。決して広い面積とはいえませんが、3階建てで、とても良くできた間取りで、住みやすそうなお宅でした。
お客様から注文をいただくと、つや消しタイプかグロスタイプかを選んでいただきます。時にはサンプルを見て決めていただいたり、実際の床を見させていただいて相談に乗ったり…
様々な形で決定していきますが、ここは好みの問題なので、落ち着いた仕上がりにしたい場合はつや消し。華やかにしたい場合はグロス。どちらも捨てがたい場合はセミグロスと。
お客様がUVコーティングをしよう!と決めた時には頭の中でイメージがあるだろうから、ここはわりとすんなりと決まることが多いです。
しかし、今回のお客様は悩まれました。
床の強度を上げることが一番の目的とはいえ、せっかくのUVコーティング。友人知人を呼んだりする場所は華やかにしたいし、かといって寝室や書斎はもう少し落ち着かせたい。
という意向だったので、かなり変則な形で決定されました。
最終的にいただいた注文は
- 1階→セミグロス
- 2階→グロス
- 3階→セミグロス
でした。
要は、2階にあるLDK、みんなが集まる場所は華やかに。一人で落ち着いた時間を過ごしたい場所と玄関、階段は、少し落ち着いた雰囲気にしたいということですね。
なかなか稀なパターンですけど、全然可能です!
結果、玄関先や寝室は
マットな仕上がりに。
一見コーティングしていない風に見えるかもしれませんが
施工途中の、施工完了箇所とこれからのところを見比べると、一目瞭然かと思います。もちろん右が施工完了箇所ですね。
セミグロスなので、つや消しタイプよりは光沢があることがわかると思います。
そして、打って変わってLDK。
こちらは
テッカテカですね。。
キッチンも
テッカテカ。
友人知人を呼んでのパーティ等も、より華やかになりそうですね!
どうしても2種類の樹脂を使うことになるので、若干ですが(本当に若干です)お値段のほうは割増しになってしまいますが、このようなパターンも全然可能です。
せっかくのUVコーティングなので、より細部までこだわろうというお客様も少なくないということですね。
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