UVコーティングは非常に丈夫ですが、生活状況や、部屋の使い方によってキズは付いてしまう事はあります。
このページでは
- UVコーティングにキズが付いてしまう例
- そうしたキズは補修出来るのか
- 自分で補修できるのか
- キズが付きにくく使うための事前対処
等について書いてみたいと思います。
UVコーティングにキズが付いてしまう例
UVコーティングにキズが付いてしまう例を、状況別で書いてみます。
テーブルや椅子を置いている場所
ダイニングやリビングでのテーブルや椅子の擦りキズ。これは長年生活しているお宅でよく見かけるキズです。
特に椅子は引きずってしまいがちですよね。これを長年繰り返してしまうとさすがに無キズとは、いかなくなってしまいます。
よく使う部屋やよく歩く場所
よく使う部屋や、キッチンなど毎日歩く場所は、長年の歩いた後が、細かいキズで白くくすんで来たりします。
長年の生活で繰り返し歩き続けたスリッパなどの擦りキズは、経年劣化の1つと言えるでしょう。
土砂など異物でキズ付けてしまう場合
まれに、土砂などが室内に上がってしまい、気付かずそのまま生活してしまっている場合があります。
室内に上がった土砂などを踏んずけて、床をひっかいてしまうおそれがあります。この場合は、さすがにキズが付く場合があります。
お子様がおられるお宅など、泥んこのまま家に帰って、そのまま土砂などを室内に上げてしまったりといった事がありますね。
床自体がヘコむレベルの衝撃を受けた場合
キズとは少し違いますが、目覚まし時計や食器など、ある程度重さと角があるものを床に落としてしまうと、床材自体がヘコんでしまいます。フローリングだと特にそうですね。
こういった場合は、UVコーティングをしていても床材その物がヘコんでしまっているので、UVコーティングでは避ける事はできません。UVコーティングごと床材がヘコんでしまいます。
キズが付いてしまったUVコーティングを補修できるのか
結論を先に書かせていただくと、UVコーティングに付いてしまったキズは補修出来ます。
椅子などの擦りキズや長年の歩行キズは、キズが付いた部分を紙やすりやコンパウンドで平滑にし、再度コーティングするとキレイに補修完了です。
土砂などで出来た大き目のキズや、物を落としてのヘコみは、大きな凹凸が出来てしまっている場合が多く、だだの擦りキズより大がかりな補修となってしまいます。
こういった大き目なキズが付いてしまった場合は、まずヘコみを埋めてしまいます。それからやはり平滑にし、再度コーティングしてキレイに補修していきます。
フローリングだと継ぎ目で、石床だと1枚単位で、細かく区切ることによって、補修の跡はほぼ気づかれないレベルになりますよ。
UVコーティングの個人での補修
どんなものでも自分で補修できてしまう、という器用な方もいますよね。
そういう人の中には、UVコーティングの場合でも、キズが付いてしまったら自分でコンパウンドで削って、ホームセンターで樹脂を買って…と思う人も居るかもしれません。
が、はっきり言ってそれは、かなり厳しいです。
樹脂はなかなか手に入らないし、照射機と呼ばれるUVを硬化させる機械は決して身近ではありません。
見ていただけるとわかりやすいですが、UVを焼き付けているところというのは
こんな感じです。
一般のお部屋ですが、日常ではなかなか見られない光景ですね(笑)
特殊なサングラスで目を守らないといけないくらい、強力なUVの光をあてる機械で焼き付けていくUVコーティング。キズの補修のためだけに一式揃えて、塗り焼きの修練をこなそう、という人は、なかなか居ないと思われます。
キズを付けにくくするための事前対処
UVコーティングは補修出来ますが、できればなるべくキズ付けずに使っていきたいですよね。
ですので、簡単に出来る事前対処法をいくつか挙げてみたいと思います。
テーブルや椅子など家具類
テーブルや椅子などの足など家具類には、床との接地面にカバーを付けてしまうのが効果的です。
フェルト生地などで出来た柔らかい布状の物を貼り付けるタイプや
柔らかい布状の物を、靴下の様に履かせたり巻き付けたりするタイプ
の物もあります。
これらは、ホームセンターやショッピングモールなどで手軽に入手する事が出来るし、床へのキズ対策としては効果絶大なので、とてもお勧めです。
UVコーティングに限らず、全ての床で効果的ですよ。
土砂や硬めのゴミなど
土砂などが部屋に上がり込んでしまった場合には、土砂を取り除く必要があるので、日頃の掃除をこまめにしておけば土砂による大きなキズは防いでいけます。
ですので日頃の掃除は、掃除機をかけるだけでも出来るだけしておくようにしましょう。
落下物によるヘコみ
物を落としてしまってのヘコみには、残念ながら個人で気を付けて生活していくしかないですね(笑)
強いて言えば何か落としてしまいそうな場所に絨毯やマットなど敷物が効果的だと思います。
まとめ
いろいろとUVコーティングにキズが付いてしまう例を書いてみたように、長年生活していると不注意や経年劣化などで、どうしてもキズついてしまう事はあります。
ですが、UVコーティングのキズ補修は出来ます。
上手く活用して長くキレイな床で生活していけたら何よりですね。
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