天然木のフローリングはやっぱり良い!
最近のフローリングは、合板の表面に木目をプリントしたシートを貼った「シートフローリング」が主流となっていますが、なんだか久しぶりに天然木の床。突板の戸建ての施工をしてきたので、書いてみたいと思います。
天然木のフローリングは
- 材木から1枚の板を切り出している無垢板
- 木材の合板の上に薄い木を貼った突板(つきいた)
の2種類がありますが、今回は突板フローリングでした。
近年のシートフローリングは、プリントとは思えないほどの精巧な見た目と、圧倒的なコストパフォーマンスで非常に優れたフローリングだとは思いますが、やっぱり天然木の床は味わい深くて良いですね!
シートフローリングも非常に良くできていてパッと見では違いがわかりませんが、それでもプリントという特性上、探してみるとどうしても同じ木目というものが散見されます。
しかし、合板とはいえ突板フローリングは完全に木材なので、同じ木目は絶対にありません。
同じような木目が見えても結局違う。自然の芸術ですよね!
現場に到着
朝、現場に到着して床を確認すると
う~ん・・・
シックでいいですね~
と、我が家でもないのに若干テンションが上がりつつ(笑)
作業開始となりました。
ちなみに今回のUVコーティングもつや消しタイプです。
せっかくの完全天然木の床なので、床は守りたいけど光沢は必要ない。
との希望でご依頼いただきました。
作業開始
テンションが上がってもやることは同じで、丁寧にマスキング、色々な内装時に落ちてしまった?糊の類の汚れを丁寧にはがし、丁寧~に掃除。
UVコーティングをしてしまうと、その下はいじれないわけですから、とにかく床をきれいにしていきます。汚れを一緒にコーティングしてしまうとブサイクですからね。
ちなみに職人が皆、作業ズボンを靴下に入れ込んでいるのは、すね毛なんかが落ちて床と一緒にUVコーティングしてしまうことを避けるためです。
細心の注意を払ってゴミなど噛まないように綺麗にしたら、樹脂を塗ってUV照射機で焼いていきます。
あとは片付けて終了!
今回は3LDK戸建てで9時~19時といった感じでした!
施工後
施工後の画像がこちら。
上の施工前の画像と比べて、、
ほとんど見た目は変わりませんね(笑)
しかしこれこそがつや消しタイプのUVコーティングの最大の特徴であり、最大の売りなのです。
せっかくこれだけシックで味わい深い天然木の床を、テッカテカにコーティングしてしまうより、木本来の味わいを残しつつ強度だけを求めるお客様に最近大人気なのもうなずけますね!
しかし施工途中の箇所を見ると
光の加減を探していくと、コーティングされた感じが出ているのがわかると思いますし
板と板の継ぎ目である「目地」に注目すると、しっかりとコーティングに守られていることが確認できると思います。
この目地に水や汚れが入り込むと、床が傷み始める第一歩の一つなので、ここはしっかり保護していきたいですね!
といった感じでシックで非常に良い施工となりました。つや消しサイコーですね(笑)
ちなみに今回のお客様は、つや消しができるUV業者を探していて、このブログ経由でお問い合わせをいただきました。
つや消し、セミグロスをご希望の方は、いつでもお問い合わせお待ちしています!!
もちろんグロスもできますよ(笑)
お問い合わせの際「オンズレイのブログ」経由とお伝えいただくと施工範囲拡大等のサービスにも対応しております!
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