UVコーティングといえば、新築戸建てやマンション、中古物件のリフォーム、入居済みの一部を補強等々…
何でもいいですけど、UVコーティング=室内・内装というイメージを持っている人が多いと思います。
あの独特な光沢の感じから、土足と噛み合わない感じですかね。
コンビニのような店舗や、マンションのロビー等は、土足でも光沢のある床はイメージしやすいけど、外廊下や階段になると、UVコーティングはイメージしにくいようですね。
しかし全然そんなことはなくて、生活スペースの屋外、マンションの外廊下や階段にUVコーティングのご依頼をいただくことも、実はかなり多くあるのです。
このページでは、雨風にさらされている場所にUVコーテイングするメリットや、マンションの外廊下への施工風景等について書いています。
前提
今回の案件は、13階建てマンションの、外廊下すべて。
1フロア7~14世帯が入っているので、施工期間は10日ほどの予定でした。
外廊下と内廊下
内廊下とは、ホテルのように外気にさらされていない廊下で、外廊下とは、外気にさらされている廊下です。良く見るマンションのあれですね。
どちらが優れているというわけではないですが、内廊下には高級感があるし、外廊下には日差しや通気性が。
それぞれにメリットがあります。
それについてはここでは話が飛びすぎるので割愛しますが、要は今回は「雨風にさらされている廊下にUVコーティングをしていく」ということになります。
外廊下にUVコーティングをするメリット
UVコーティングといえば、まずテッカテカな光沢の見た目ですよね。それを得るために施工する人が多いですが、もう一つの大きなメリット。
強度と掃除のしやすさ。実のほうのメリットですね。
このメリットを求めて、外通路にUVコーティングのご依頼をいただくわけです。
マンションの外通路というのは、だいたい防滑シート(ノンスリップシート)と呼ばれる、雨の日でも滑りにくいシートで覆われています。
こういう凹凸があるシートで、この凹凸があることによって、グッと滑ることを止めてくれているわけです。
しかし、凹凸があるということは、それだけ汚れやほこりがたまりやすく、たまるということは汚れがこびりつきやすく、すなわち掃除が大変ということです。
だから、多くのマンションの外廊下はワックスをかけていますが、長期的なコストパフォーマンスから。また、その得られる強度の違いから、UVコーティングを選ばれるオーナー様が増えてきているということですね。
と、メリットを語ってみたところで、施工の感じを見てみたいと思います。
施工開始
掃除
UVに限らず、フロアコーティングの最初は掃除から!
汚れを一緒にコーティングしてしまってはとんでもないことになりますからね。
室内の施工でももちろん丁寧に掃除していきますが、屋外の場合は更に掃除に力を入れていきます。
なんといっても外気に触れているだけに、汚れのたまり方は室内と比べ物になりません。
まずは掃除機でほこりや砂利を吸い取って、ポリッシャーの出動。本格的な掃除屋さんのレベルです。
汚れてますね(笑)
これでもしっかりと管理されたマンションで、ポリッシャーで洗い始めるまでは「汚い廊下だな・・・」という見た目では全然ありませんよ。
やっぱり外だけに、見た目より汚れている、ということなのでしょう。
更に細かいところもゴシゴシゴシゴシ・・・
みんなで洗っていって、水を切ったら掃除は完了。
私の住むマンションもそうですけど、日々見慣れていると何とも思いませんが、綺麗になってみると、こんなに汚れていたのか・・・
と思わされますね。
UVコーティング
UVコーティングの施工内容自体は、室内と同じく、樹脂を塗る→照射機で焼いていく。
となりますが、面積が面積だけに、機械も大きくなります。
塗るのは人力なので同じですが
焼いていく機械である照射機は
デカいです(笑)
自走といって、機械自体が少しずつ自分で進んでいき、私たち職人が少しずつ進路を操作していきます。
細かいところは、普段通り手持ちの「ハンド」タイプで焼いていきます。
可愛いですね。。。
こうして自走とハンドでどんどん焼いていって、完了に近づいていきます。
まとめ
外だけに天候の影響をもろに受け、この日は真夏で暑かった・・・
とか思い出しつつ、このように外通路にガッツリUVコーティングをしたり、外から玄関までの階段に施工したりというご依頼は、普通にあります。
雨風にさらされているところは、掃除も大変だし、床材自体も傷みやすいしで、実はUVコーティングとの相性は抜群なんですよね。
テッカテカな面が一般的なイメージのUVコーティングですが、こういう一面もあるということですね!
定期的なワックスと剥離に辟易しているという方も、是非UVコーティングを検討してみてください!
お問い合わせの際「オンズレイのブログ」経由とお伝えいただくと施工範囲拡大等のサービスにも対応しております!
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