以前、お見積り希望のメールで「UVコーティングの安全性についても教えて欲しい」とのお問い合わせをいただきましたので、UVコーティングの安全性について掘り下げてみたいと思います。
UVコーティングをかけた
↓↓
床が強くなった&綺麗になった
↓↓
住人の健康が損なわれた・・・
ではシャレになりませんものね(笑)
シックハウス症候群
UVコーティングを施工することによる安全性・健康面に対する心配の、まず一番に挙げられるのがシックハウス症候群ではないかと思います。
シックハウス症候群。テレビのニュース等で取り上げられていて、見かけたことのある言葉ですよね。
新築やリフォーム後に、内装等の化学物質によって倦怠感やめまい、呼吸器疾患などが起こってしまう疾患ですね。
UVコーティングも内装で科学的なものだから、この類いを心配される方が多いのだと思います。
ホルムアルデヒド
そのシックハウス症候群の原因となりかねない化合物を、現在の日本では13種類指定しています。
その中でも毒性が強く、発癌性もあると言われるホルムアルデヒドという物質には、建築基準法で規制がかかっているほどです。
接着剤や塗料等に含まれているホルムアルデヒドですが、放散量によって制限されています。
放散量という言葉からイメージできるように、揮発性があるものと想像できますね。
例えば、接着剤やシンナーを廊下全体にバラ撒いてしまうと、とてもではないが生活できない空間になってしまいますよね(笑)
もちろんそんなバカなことをする業者はいませんが、その放散する量に明確なボーダーラインを国が設定しているということなのです。
具体的には
上から
F☆☆☆☆
F☆☆☆
F☆☆
となっており、最上位であるF☆☆☆☆(フォースター)は使用に制限なし。
F☆☆になってくると、天井裏等、空気がこもりやすい空間への使用が制限されてきます。
と、ここまでウダウダと書いてきたのはご想像通り、UVコーテイングはもちろん
F☆☆☆☆です!
このことからも、UVコーテイングの安全性が確保されていることがわかりますね!
赤ちゃんやペットでも安心
国が規制する中でも、最上位の安全性を誇ることを書いてきましたが、具体的にはどれほどなのか。
というと、施工が完了してしまうと、床を舐めても大丈夫なレベルです。
やはり特に心配なのは、床に近い位置で生活する赤ちゃんやペットだと思いますが、その安全性は国が認めているように、まったく心配ありません。
ちなみに私たちの親方である高野社長は、非常に子煩悩で子沢山なオジサンなのですが、高野社長の自宅はガッツリUVコーティングをしています!
安全性に自信がないと、自分の子供が住む家にUVをかけようとは思いませんよね!
私たち職人は、、、
賃貸なのでUVコーティングはかけていませんが(笑)
溶剤と無溶剤
更に安全性の話が続きますが、UVコーティングの施工方法は、溶剤と無溶剤に分けられます。
UV樹脂という物は非常にドロっとした液体なので、それをアルコールの類で伸ばして(溶剤)塗っていくか、伸ばさずに(無溶剤)塗っていくか、の2種類です。
ここではその2種類の施工方法の詳細についての言及は避けておきますが、読んで字のごとく、溶剤の場合揮発性の物質を含んだ施工となります。
それでも施工後にはしっかりと飛んでしまうので、安全性はF☆☆☆☆を誇っています。
対して無溶剤ですが、これまた読んで字のごとく、樹脂を何かで溶かしたりせずそのまま塗っていくので、揮発性物質はほとんど含まれません。
なので、UV樹脂をそのまま塗っていく無溶剤という施工方法は、F☆☆☆☆のくくりより更に上をいく安全性と言うことができると思います。
なぜわざわざこんなことを書いたかというとお察しの通り、私たちは無溶剤での施工をメインでやっているからですね(笑)
まとめ
といった感じでUVコーティングの安全性について書かせてもらいました。
たしかにUVコーティングはギラっとしたイメージもあるし、安全性に不安を抱えている人もおられるかと思いますが、安全性はまったく心配ないことが少しでも伝われば幸いです。
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