オフィスの休憩所。自動販売機が数台置いてあって、テーブルと椅子が数セットといった感じの、60平米弱のスペースを施工してきました。
よくある感じのPタイル(ツルっとした床です)の休憩所でしたが、到着してテーブルと椅子を移動させると・・・
なかなかパンチが効いていました(笑)
自動販売機の足元も
随分な感じになっていました・・・
これは掃除の係りの人が手を抜いているというよりは、やはり休憩所とワックスの相性が悪いと言わざるを得ないのだと思います。
仕事の合間や休憩時間に飲み物を飲みながら談笑する。
それはとても良い光景ですが、飲み物を飲むということは、いくら注意していてもこぼしてしまうことはあります。
そしてここは1階だったので、ほこりや靴の汚れがもろに入ってきます。
ワックスというのは、その特性上そういった液体や汚れを吸い込んでしまうのです・・
だから、こういった環境を長年ワックスで保護しようと思うと、メンテナンスがとても大変なのです。しっかり毎回の剥離をしていなかったのかもしれません。
ということで、UVコーティングの施工に入る前に掃除、の前にワックスの剥離からとなりました。
ある程度覚悟はしていましたが
ま~よく出てきましたね~
汚れをたっぷり含んだワックス(笑)
ポリッシャー(掃除用の先っぽにタワシみたいなやつをつけてガーっと回すやつです)の先の、洗浄部分に短時間でベットリ・・・
ちょっとおぞましいので画像はなしですが、私たちの親方高野社長が「くずもちみたいな触り心地だ」と、適切なのかそうでもないのか微妙な比喩をしたのが合っているのかどうかはアレとして(笑)
とにかくそれほどの物体を剥がして剥がして、想像以上のワックスだったので、予定より時間がかかってしまいましたが、きれいに剥離すると
この通り。
きれいになりました。。
もちろん自動販売機の隅もピカっとしましたよ。UVコーティングはこの辺をこだわらないと、ゴミほこりの上からコーティングしてしまうだけではなく、剥がれてしまう危険もあるので、ここは念入りにですね。
あとはいつものようにUV樹脂を塗って焼いていくと
バリっと仕上がりました!
今回は、Pタイルなので、ピッカピカのグロスタイプのUVコーティングでも良いかと思いましたが、オフィスということでつや消しを希望されたので、セミグロスでの仕上げとなりました。
なので、光沢が上がっていないので一見きれいに掃除しただけに見えるかもしれませんね(笑)
しかし、UVコーティングはワックスと違い、液体がしみ込むことはありません。むしろ弾いてしまいます。
この休憩所はワックスのメンテ・費用からの解放と、楽な掃除で現状維持をしやすい環境を手に入れたことになります。
こういうスペースは、まさにUVコーティングがマッチしているといえますね!
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