床にかけたワックスを剥離剤で剥がしていくリスクとデメリット

フローリングの床にお住いの方は、ピカピカの床で生活したいから、定期的にワックスをかけている人も多いですよね。

ワックスにはワックスで良いところもたくさんあると思いますが、デメリットやリスクも多くあります。

ワックスできれいな床を保とうと思うと、定期的なワックスがけが必要で、まずその持ちの悪さがデメリットとして挙げられると思います。

そして実は、何度も上からワックスをかけていくと、徐々に黒ずんできてしまうというデメリットがあるのをご存知でしょうか?

そういう黒ずんできてしまった床は、一度古いワックスを剥がす必要があります。上手にワックスを床から剥離すると、きれいな床は復活します。

しかし、床に剥離剤を使って、個人で古いワックスを剥がすということは、それなりのリスクを背負うこととなります。

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ワックスを剥離するリスク

ワックスを剥離する主なリスクとして

    • 丁寧に剥がした箇所とそうでない箇所で床の色に差が出てしまう
    • 剥離剤を塗りすぎて床の表面まで剥がれてしまう
といったことが挙げられます。

床の色に差が出てしまうということは、やはりムラが出るということですね。

剥離剤を塗りすぎて床の表面まで剥がれてしまうということは、字面だけでも恐ろしいものがあります…

また近年、マンション・戸建てに関わらず、シートフローリングがよく使われています。

シートフローリング自体ワックス要らずが売りなわけですが、このシートフローリングにワックスをかけてしまい、剥離をする必要が出てきた場合は、かなりのリスクが伴われます。

このシートフローリングは、液体に非常に弱いのです。剥離剤自体液体ですし、剥離には水を大量に使います。

水分を吸い込んでしまって、フローリングの目地から膨れ上がって来ると言うリスクがあります。

個人でワックスを剥離するのは大変

何度もワックスで上塗りされた、黒ずんだ床を再度きれいな床にするために、個人で剥離剤を使う人も居るでしょう。

確かに丁寧な作業をすると、一度古いワックスを剥がすことができるので、再度新しいワックスを塗ることができてきれいになります。

しかし、なんと言っても一軒家や、70㎡くらいあるマンションになると、個人でワックスを剥がすのは重労働になり非常に大変な作業です。

下の画像は、新築のUV現場で内装業者のサービスワックスを剥離している画像です。

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サービスワックスというのは、非常に薄くかけられたワックスなのですが、それでもこれだけ浮いてくるのです。数年重ね塗りしたワックスを剥離して、キレイに拭き取るという作業が、いかに大変かということですね・・・

最近では強固な被膜を推しているワックスなども多く見かけますよね。こう言うタイプのワックスになると剥離も更に大変になります。

強い剥離剤を選ばなければ、剥がれてくれないケースが増えてくるのです。市販されている剥離剤では、対応しきれなくなってくる場合も多々あります。

個人で剥離剤を色々購入して試すのは、作業的にも金銭的にも大変になって来ると言う事ですね。

ワックスを剥がすことについて・まとめ

UVコーティングをはじめ、床をコーティングしていくことに比べ、ワックスにはお手軽さというメリットがあります。

しかしお手軽ということは、それなりの手間がかかるということであり、お手軽ということは経年劣化と仲良しともいえます。

床にワックスをかけ続けたときのメンテナンスやデメリット。

コーティングしてしまうメリットやコスト。

諸々バランスをとって、キレイな空間で生活したいですね!

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