大掃除のコツ・プロ仕様の裏技等、床に特化してまとめています!

毎年毎年年末が近づくと年賀状、大掃除とやらなければいけないことが増えてうんざりしてしまいますよね。

特に大掃除は「日ごろからきれいにしていれば大掃除なんて云々・・」という人もたまに居ますが、それはあくまで目に見えるところの話です。

私たちは床のコーテイング(UVコーティング)業者ですので、新築・中古・在宅を問わず日々床の掃除をしています。UVコーティングというものは仕上げを美しくする技術もそうですが、なにより施工前の掃除が大切ですからね。

なので、床を徹底的にきれいに掃除するコツ・裏技等について書いてみたいと思います。

大掃除のコツ

掃除の基本「上から下へ」

大掃除のコツというか掃除の基本ですが、掃除は「上から下へ」「奥から手前へ」です。

下から上へ向かって掃除してしまうと、きれいになったところへほこりや汚れが落ちてきてしまうので、どうイメージしても効率が悪いですよね。

私たちは床屋なので高さと言っても

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ハバキ(巾木・幅木と書きます)の上にたまったほこりを落とすくらいの高さしかありませんが(笑)

それでももちろん床を磨き上げる前に、必ずハバキのほこりを落とします。この順番が動くことはありません。

一般的には、天井のほこりを落とし、蛍光灯等のほこりを落とし、壁の上からガラスの上からといったように、上から下へときれいにしていくのが基本です。

掃除の基本「奥から手前へ」

そして掃除の基本その②は「奥から手前へ」です。

掃除の業者になると、掃除機に関しては奥から手前へやると掃除機の電源のコードを回収しながらになるので、実は「手前から奥へ」となることもあるのですが、これは広範囲の掃除のとき限定な話ですね。

一般的な家庭ですと、奥から手前が良いです。

特に拭き掃除の場合は手前から奥へと拭いていくと、床が乾く前に掃除した個所に乗ることになるので、いつまで経ってもきれいになりません。。

奥から手前へと拭いていきましょう。

大掃除の裏技

大掃除のときにあると便利な道具といえば、使い古しの歯ブラシ・タオル・洗剤・新聞紙・綿棒・ストッキング等々・・・

日常で使っているものを上手く再利用する手があります。

しかしここではプロ御用達のわりに、比較的手に入りやすく、効果抜群の道具を書いてみます。

ファイバークロス

多くの家庭では、拭き掃除はそれ用に雑巾を作ったり、着古した洋服の切れ端をぬれ雑巾にして拭いていくと思いますが、水拭き・乾拭きともに素晴らしい威力を発揮してくれるのが、このファイバークロスです。

表面は極細の化学繊維(ファイバー)でできていて、吸水性に優れ、かつ固く絞るのも簡単。汚れの落ち方も雑巾やタオルの比ではなく、魔法の布ですね。

掃除業界ではみんな使っています。

私たちはこのようにスミコスリの先に巻いて床を拭いたり磨いたり、隅のほうは指先で丁寧に拭いたりしています。

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ヘラ(マイナスドライバーでも可)に巻き付けると、ハバキの下の隙間なども非常にきれいになってくれます。

応用で、サッシの隙間なんかにも使えますね。歯ブラシなんかよりよっぽどきれいになってくれますよ!

ガラス拭きや、鏡・水回りにも非常に有効なありがたい布です。

スーパーや楽天で手軽に安価で手に入りますよ。

窓ガラスや鏡を拭く用と、床を拭く用、できれば水拭き/乾拭き用に分けておくのがベストですね!

IPA・エタノール

サっと水拭きしても落ちない汚れ、ありますよね・・

洗剤でゴシゴシやるときれいになりそうなものですが、洗剤を使ってしまうと、ぬれを使って洗剤自体をきれいに拭き取らないといけません。

これが対象がプラスチックやアルミでできているものならまだ大丈夫ですが、床や木製の家具では大変なことになってしまう場合があります。

特に床というものは繊細なもので、無垢板・突板といった本物の木を使っている床ではしみ込んでしまうと吸い出すことは不可能だし、木目をペイントしたシートを貼っているシートフローリングでも目地に入り込んでしまうと床自体がふくらんでしまう恐れがあるのです。

そこで私たちが使っているのはIPA(イソプロピルアルコール)と呼ばれるものです。イソ・プロピル・アルコールでIPA。読んで字のごとくアルコールの一種で、メチルアルコールです。

これを霧吹きに入れて、プシュっと使っています。

新築の床でも、私たちがさせていただく仕事は引き渡しの最後の最後なので、それまでの内装屋さんの落としたノリや、マスキングのあとが残っていたりします。

もちろんその業者さんたちもわざとではなく、気づいていないかったり、最後に清掃が入るだろうとのことだと思いますが、その上からコーティングするともう取れないので、私たちにはそのあとの清掃はないのです。。

そんな水拭きで取れない汚れも、IPAをシュっと吹きかけてササっと拭き取ると、きれいになっていることが多いです。

そしてIPAは純度99.9%なんて表記されていることからも想像できるように、吹いて拭けば乾いてしまっています。魔法の水ですね。

換気扇なんかにも非常に有効なのですが、古い床等でゴシゴシやってしまうと塗装が剥がれてしまうという危険もあります。

ここが難しいところなのですが・・

なので、家庭用では

このような、アルコール除菌スプレー&マイクロファイバーでもいいかもしれませんね。

無水エタノールもIPAと同じような効果を得られますが「飲める」ということで、酒税がかかってしまうので割高になってしまいます。

UVコーティング

ということで本題(笑)

営業臭がしてアレですが、せっかく大掃除をするならついでにUVコーティング。超お勧めなんですよ。

UVコーティングといえば新築のイメージがあるかと思いますが、入居済みのお宅からも普通にご依頼いただいています。

そして入居済みのお宅に施工するということは、家具を一度全部動かすことになります。普段見ない部分の床と対面ということですね。

例えば先日施工したお宅ですと、築年数は経っていましたが外観・部屋内ともに非常にきれいにされていて、上品な奥様が細かいところまで日ごろからお掃除されている感じでした。

しかし、大きめの家具を動かすと

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この通り。

普通に生活していると絶対に目につかない箇所ではありましたが、大掃除でも動かさないような家具を動かすとこんな感じなのです。

「ついでにきれいになって良かった」と、笑いながら喜ばれていました(笑)

▼この日の施工の様子は
定期的なワックスがけに辟易されたお宅にUVコーティングしてきましたで書いています。

更にUVコーティングをすると、その後の掃除も非常に楽になります。

どのくらい楽になるかというと、木材丸出しの無垢板素材の床に施工したあとで水をたらすと

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完全に水が床から弾かれているのがわかるかと思います。

無垢板だから、施工前だと水は吸い込んでしまいますね。それがこれだけ浮くということは、それだけ汚れが付着しにくい=落ちやすい=掃除が楽ということなのです!

大掃除のついでにUVコーティング。というかUVコーティングを施工するには隅から隅まできれいにするということなのですが「お勧めだな」と、在宅の現場に行くたびに思うのです。

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大掃除はいつから始める?

ということで雑学ですが、大掃除は年末にやるものですが、正確にはいつからやるものなのでしょうか。

元日なんてしょせん365日のうちの1日、なんてひねくれたことは言わずに、単純にきれいな気持ちで新年を迎えられれば良いだけな気もしますが、大掃除の起源は神社で行われるすすはらいのようですね。

神社の廊下の上の方の飾りに貯まったすすやほこりをパタパタパタパタ、畳にたまったほこりをパンパンパンパンやるあれですね。

あれをやる日が12月13日なので、大掃除を始める日は文献的には12月13日らしいです。 

一応お正月飾りを飾り始める12月28日までに終わらせるのが良いとされているようです。

我が家は大みそかの昼くらいまではバタバタやっていますが・・

と、豆知識で締めたところでおしまい。大掃除についてでした!

UVコーティング、今ならこのブログ経由であることをお伝えいただくと、キャッシュバクサービス施工範囲サービス等ありますので、是非ご検討してみてください!

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