フローリングにコーティングする必要性について考えてみる

新築に限らず、マンション・一戸建てのお宅でフローリングにコーティングされる方は、随分増えてきました。

そういった事から「フローリングにコーティングする」という事への必要性を感じている方が増えてきているのだろうと感じています。

フローリングのコーティングと言ってもいろいろありますよね。

フロアコーティングとして

  • UVコーティング
  • ガラスコーティング
  • ウレタン
  • シリコンコーティング

コーティングといえば、もちろんワックスもコーティングの1つです。

私はUVコーティングの職人なので、ここでは一番知識のあるUVコーティングを軸に、フローリングにコーティングする必要性について書いてみたいと思います。

UVコーティング

傷が付きにくくなる

フローリングにコーティングをするという事は、何かが床に直接当たることを防ぎ、強度を増す=傷が付きにくくなるということですよね。

多くの人がコーティングを施工するか考える時の理由として、まず「床に傷を付けない為」ということが挙げられると思います。

コーティングをしておけば、フローリングまで傷が届きにくくなり、コーティングに傷が付くだけで、床を守ってくれる場合が多くなります。

日々の生活で付く擦り傷くらいなら、コーティングがしっかり保護して守ってくれます。

また、少し視点は変わりますが、直接フローリングに傷や汚れが付かないという事は、フローリング自体の傷みなど劣化も遅らせてくれる事になるのです。

直接フローリングに付いた傷や、掃除で落とし切れずに溜まった汚れがきっかけとなり、そこからフローリグの剥がれなどに繋がっていきます。

長く生活していると、どうしても不注意などからフローリングに傷を付けてしまう事は、なかなか避けることは難しくなってきますよね。

それらをコーティングは防いでくれるということは、必要性の第一かもしれませんね。

水分が届きにくくなる

フローリングは木材で作られている物がほとんどなので、水分に強いとはいえません。木材が水分に強いイメージを持っている人はいないと思いますが、そのイメージのままですね。

仮にコップの水や、洗い物で飛び散ったお湯が、素のままのフローリングに落ちてしまうと、染み込んで膨れてしまったり、剥がれの原因になったりします。

また、コーヒーや煮汁のように、濃い色の付いた液体をこぼしてしまうと、色まで染み込んでしまって、見た目的にも悪いですよね。

それが、コーティングしてあるフローリングの場合だと、フローリングまで水分が届く事が無くなるので安心です。

例えば、撥水加工してある傘やカッパなど雨具が雨にあたると、雨が水玉になりポロポロとはじいているのがわかりますよね?そんなイメージになるのです。

実は、撥水加工してある傘も、傘に雨が染み込まないようにコーティングしてあるから、このようになるのです。

もちろん雨具とフローリングでは、使われているコーティングは違います。フローリングには、もっともっと水分に強いコーティングが使われているのです。

今回挙げているコーティングの中で、唯一ワックスだけが水分に強いとは言えないのですが、それでもこぼした水分をすぐに拭き取れば、どのコーティングでも水分がフローリングに達することはありません。

これはまさに必要性があると言えますよね。

いつまでも綺麗な床で

いつまでも綺麗な床の見た目を保つ為にもコーティングする場合も多いです。

実際にしっかりとコーティングされたフローリングは、見た目がとてもキレイです。光沢が上がってピカピカになっていますからね。

コンビニやファミレスなど、多くの店舗ではコーティングされている場合が多く、キレイな床の見た目が保たれていますよね。

コンビニやファミレスはフローリングではありませんが、美観を保つ為だったり、強度を保つ為という発想は同じだと思います。

特に土足での来店客が多い店舗などでは、メンテナンスのしやすさから、業者に頼んでワックスを選らばれている所が多いですね。

やっぱり、土足でお客が来店する場所で、多く使われている事からも必要性を感じられますね。

掃除が圧倒的に楽になる

コーティングしていれば、直接フローリングに汚れが付かないので、掃除は圧倒的に楽になります。

例えばUVコーティングだと、フローリングに溜まったホコリを取り除き、後は水拭きするだけでピカピカに綺麗になります。この簡単に綺麗になる状態が、何年も持続するのです。

持続性はそれぞれ異なりますが、ガラスやウレタンも、簡単な掃除で綺麗になるのはUVコーティングと同じです。

ワックスだけは少し違って、半年も経つと段々と汚れが溜まって、ワックス自体が汚れてきます。

ワックスは、汚れたワックスを剥離してまた塗り直す前提で安価に作られているので、汚れたワックスを剥がすと綺麗なフローリングがまた出てきます。

剥離して塗り直す時だけ少し大変ですが、それまでは掃除が楽になる事に違いは無いのです。安価な分、持続性は他より劣るということですね。

このように、どのコーティングも圧倒的に掃除が楽になるので、必要性を感じる方は多いのではないでしょうか。

まとめ

フローリングにコーティングする必要性について、それぞれの角度から書いてみました。

残念ながらフローリングは経年劣化していきます。しかしコーティングで経年劣化を遅らせる事が出来るのという事は、フローリングの寿命を伸ばす事に繋がるのです。

そして、その伸びたフローリングの寿命の間、美観を保ってくれたり、掃除が楽になったりと、メリットも多く挙げられます。

といった感じで、フローリングにコーティングの必要性はあるといえます。

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