フローリングの劣化の原因 寿命は…畳と比べると…

畳と比べて頑丈そうに見えるフローリングですが、その寿命年数は10~15年と言われています。意外と短く感じますね。

UVコーティングをはじめ、しっかりコーティングをしたり、日々のメンテナンスをマメに行っていれば、持ちはもちろん良くなるでしょう。

それでも床自体の寿命というものはあるのです。

そこでここでは、フローリングが劣化してしまう原因について書いていきたいと思います。

UVコーティング

日々の生活でできるキズ

劣化していく主な原因として挙げられるのが、日々の生活でできるキズです。

キズが付いてしまったUVコーティングは補修できるのか?でも書いたように、よく使う部屋やよく歩く場所、ダイニングやリビングでのテーブルや椅子の擦りキズは、コーティングしていても付いてしまうものなのです。

素のフローリングなら更にキズ付きやすく、経年劣化が激しくなってしまうことは、想像しやすいことですね。

日光の紫外線

そして、意外と思われるかもしれませんが、日光の紫外線もフローリングを劣化させてしまう一因なのです。

日々の生活は、太陽に包まれて生活したいものですよね。そのありがたいはずの直射日光が床にとっては負担となります。

そしてご存知の通り、紫外線というものは直射日光ではなくても、部屋に入ってきます。つまり遮光カーテンで真っ暗にでもしてしまわない限りは、防ぎようがないということですね。

けどそんな生活イヤですよね(笑)

だから、日々日光にさらされて、紫外線によって床が劣化していくことは仕方ないことなのです。

水分

続いて水分です。

キッチンでの食器洗いでこぼしてしまった水や、食事の時にこぼしてしまった飲み物など水分が、大きな原因と言えます。

一切のコーティングや、シートを張っていない無垢材のフローリングなどは、その影響をもろに受けてしまいます。直接染み込むのだから厳しいですよね・・・

シートフローリングの場合でも、すでにキズが付いてしまった箇所に水分をこぼしてしまうと、キズの部分から染み込んでしまい、割れの原因にもってしまいます。

いずれにしても、水分を床にこぼすということは、寿命を縮める事になりますし、カビの原因にもなってしまします。

まとめ

そのように、日々の生活で避けることができないフローリングの劣化ですが、UVコーティングをはじめ、きっちりコーティングをしてしまうと、もちろん長持ちします。

多くのUV業者が謳っている「20年保証」。これは、新築の床が寿命を迎えるまで床に張り付いているといえます。

そして、その20年という年月は、素のままの床の寿命より長いということですね!

と、若干の営業臭(笑)がしたところで豆知識ですが、冒頭に書いた畳。

畳なんてコーティングのしようもなく、常にさらされている物ですよね。湿気もよく吸ってくれそうだし何年くらい持つものなのか?

と調べてみると…

マメに干して裏っかえしてとメンテナンスする前提だと、

畳自体は20年

畳床も40年は持つようです…

恐るべし日本の文化。
そして誇るべき日本の文化ですね!

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