UVコーティングのメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。
UVコーティングは素晴らしいコーティングであり、そのメリットは数え切れずあります。ですが、もちろんデメリットも色々あったりします。
そこでこのページでは、私がこれまで施工してきた現場や、見てきた現場を踏まえて、UVコーティングのメリット、デメリットをつらつらと挙げていきたいと思います。
メリット
とはいってもUVコーティング業者なので、メリットから挙げさせていただきたいと思います(笑)
丈夫・強い
まずは何といっても丈夫で強いです。
丈夫さを端的に言うと、その硬度、硬さにあると言えます。従来の市販ワックスに比べて、UVコーティングは何倍もの硬度を誇ります。
それだけの硬さを誇っているUVコーティングだからこそ、擦れ傷などに非常に優れています。この丈夫さこそが、UVコーティングのメリットの代表格ではないでしょうか。
強いと言えば、液体に対してもかなり強いです。
住宅の施工をしていて、特にキッチンの水回りにおいて常々感じることですが、キッチンの床はフローリングが多く、フローリングには木材が多く使われています。
木材のフローリングに直接何度も水をこぼしてしまうと、木材が水を吸い込みそのうち膨れ上がったり、塗装が剥がれる・ひび割れるなどの事が起こってしまいます。
しかしUVコーティングをしていれば、こぼれた水をフローリングが吸い込む心配が無くなるのです。
強いですね!
それから液体つながりで、薬品などにも非常に強いです。
私生活で手に入る市販の薬品レベルだと、仮にUVコーティングの上にこぼしたとしても、侵されたり剥がれたりする事はありません!
特殊な劇薬は勘弁してくださいね(笑)
といった感じで、UVコーティングをした床は、とにかく丈夫で強い床になると言えます。
それによって床材の寿命を伸ばしてくれることにもなるのです。
20年保証
床材の寿命を伸ばしてくれるとともに、UVコーティング自体が非常に長持ちします。これも大きなメリットと言えるでしょう。
私ども株式会社オンズ・オンズレイも含めた多くの業者が、一般住宅のマンション・一戸建には20年等、長期保証を付けています。
その自信の補償からもわかるように、UVコーティングの持ちの良さは非常に大きな特徴であり、メリットなのです。ワックスがけの手間から20年間開放されるということですね!
一般的にフローリングは10~15年程度での張替えと考えられています。その観点からも、20年保証と言う事は寿命を伸ばしてくれていてメリットと言えるでしょう。
掃除が楽になる
UVコーティングを施工された床というのは、汚れが入り込んで付着する事がありません。
例えば従来のワックスなどは、塗りたては非常にキレイですよね?塗りムラなくキレイに塗られていると、私もそのキレイさに驚いてしまいます。
ですが、段々と日が経つにつれ、ワックスに汚れが入り込んで付着。黒ずんできます。こうなると汚れを落とすのはかなり大変です。
しかしUVコーティングの場合は、UVコーティングの上に汚れが乗っている状態になっているので、汚れが非常に落ちやすいのです。
そして汚れが落ちやすいということは・・・
掃除が楽なります!
掃除が楽になるのはメリット以外の何物でもないですね(笑)
即入居可
これが皆さん驚かれることなのですが、施工後は即入居が可能です。
即入居可どころか、施工した箇所は5秒後に乗っていただいても大丈夫なくらいです(笑)
UVコーティングのUVとは、ご存知の通り紫外線です。この紫外線の光をあてて硬化させ、固める為にかかる時間は数秒です。その他のコーティングや塗装のように1~2日の乾き待ちと言った事がないのです。
乾きを待つ時間が必要ないから、施工後の即入居が可能ということですね。
入居をお急ぎの方には、大きなメリットの1つだと思います。
デメリット
UVコーティング業者としてあまり書きたくないデメリットですね。
戻せない
UVコーティングは一度施工すると、その頑丈さから剥がして元の状態に戻すことはできません。
このことは、UVコーティングだけに関わらず多くのフロアコーティングのデメリットとしてよく挙げられています。
確かに戻せないという事は事実なので、デメリットとして挙げさせて貰いました。
しかし、私が常々思うのは、せっかく床材の寿命延命の為に施工したUVコーティングを、剥がして元に戻したい事があるのだろううか?ということです。
今のところUVコーティングされたお客様で、「元に戻したい」と言われた方は、一人もおられません。
木材の質感が減る
UVコーティングはクリア塗装すると言う事です。透明な塗装をしていると言う事ですね。
そして、透明な塗装をしていると言う事は、フローリングの木材の質感が減ってしまうと言う事でもあるのです。
これは無垢板フローリングなど、木材の質感を残したいという方には、デメリットと言えてしまうでしょう。木材の質感を楽しみたい方で、UVコーティングを検討される方も少ないかとも思いますが。
ですが私どもは、ツヤ消しUVコーティングもご用意しております。
ツヤ消しだとツヤが上がらないので、木材の質感が減ると言うデメリットをかなり軽減でき、自然な仕上がりになります。
このツヤ消しUVコーティングは、グロスと言われるぴかぴかな光沢仕上がりになるUVコーティングに比べて、見た目よりも強度を求めるお客様の要望が多いです。
土足のスペースには保証できない
例えばマンションの共用廊下等、多くの人が土足で歩くスペースも多く施工してきましたが、これはさすがに20年保証とはいきません。
理由として土足歩行の場所だと、砂・土砂・埃などがUVコーティングした廊下に上がって来ることを、防ぐ事ができないということが挙げられます。
保証対象は土足歩行しない室内、一般住宅のマンション・一戸建に限られることもデメリット?ですかね。元々の20年保証の印象が強いからデメリットのようにも見えますが、それでも屋外でもUVコーティングの頑丈さ、強さはピカイチです。
実際に、ワックスを定期的にかけるよりはコストパフォーマンスに長けているとの理由からか、これまでも多くの注文をいただいてきました。
UVコーティングのメリットとデメリットまとめ
といった感じでUVコーティングの良いところ、そうでもないところと書いてきました。
デメリットもある事はありますが、デメリットというより向き不向きといった感じですね。
デメリットはデメリットで上記したように理解した上で、その上で天秤にかけても、圧倒的にメリットの方が勝ってると実感しております!
以上、UVコーティングのメリットとデメリットについてでした!
お問い合わせの際「オンズレイのブログ」経由とお伝えいただくと施工範囲拡大等のサービスにも対応しております!
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