つや消しの記事が多いので、グロスタイプのUVコーティングについて書いていきます。
コーティングにおけるグロスとは、GrossではなくGlossのほうで、光沢や艶という意味です。
グロスは口紅等化粧品でも使われる言葉だから、イメージしやすいと思いますが
↑こんな感じでテッカテカなやつですね(笑)
コーティングにおけるグロスも同じで、床がテッカテカのピッカピカになってくれます。
グロスは光沢を抑えて、床の素材の良さを残してくれる「つや消しUVコーティング」と反対で、その強度や掃除のしやすさといった特徴とともに、華やかな見た目を得ることがでるということですね。
私たちの親方である株式会社オンズは、限られた業者のみ施工可能な「つや消し」が売りの1つではありますが、グロスはグロスでTHE・UVコーティング!といった感じでやっぱりいいです。
そんな感じでこのページでは、戸建てのグロスの施工例で、グロスの施工の流れ、施工前・施工後の画像等を書いてみたいと思います。
施工の流れ
今回のお宅は新築戸建てで4LDK。
下見&打ち合わせの際に、サンプルを見ていただいて、グロスを選ばれたお客様のお宅の施工例となります。
約束の時間に到着して、カギを預かり作業開始。
いつも思いますが、都内に新築一軒家。凄いですよね。我々も頑張らないと。。。
とか思いつつ、グロスといえども下準備はつや消しと同じく、いつも通り丁寧な清掃から。いや、ゴミやほこりが残ってしまうと目立つのはつや消しよりグロスだから、ここはより丁寧に清掃ですね。
そして、施工内容も基本的にはつや消しと同じく、まずはUV樹脂を塗っていきます。
オンズの高野社長の方針で、グロスは無溶剤の樹脂で施工します。
無溶剤とは字面でイメージできると思いますが、樹脂を溶かして伸ばさないということですね。
無溶剤で施工するから、より高い品質で提供できるわけですが、字面の通り結構ドロッとしています。なのでこれを均等に塗っていくのはなかなか熟練の技術が必要なのです。
塗装において、透明なクリア塗装はなんでも難しく、それはUVコーティングも同じということですね。
が、今回は高野社長が塗ってくれたので完璧でした。いつも適当なことばっかり言ってる優しいおじさんですが、技術はさすがですね(笑)
塗り具も、高野社長が試行錯誤して設計・発注した特注のもので、よくできています。
で、塗り終わったところから、照射機で焼いていきます。
UVコーティングの特徴である「照射し終わると即完成」は、もちろんグロスタイプでも同じで、すべての床を焼き終わったら完成。即歩ける状態になり、あとは片付けをして作業完了!
となります。
施工前・施工後
では施工前・施工後の画像です。
部屋の床①
部屋の床②
廊下
階段
脱衣所
といった感じです。
つや消しの場合、見た目は素材のままに強度を、という趣旨だからパッ見わかりづらいことも多く、つや消しの記事では画像に「施工前・施工後」なんて入れてみたりしましたが、グロスの場合は施工前・施工後は一目瞭然ですね!
まとめ
グロスについて書いてみました。
つや消しにはつや消しの、グロスにはグロスの、それぞれ素晴らしい部分があり、どちらを選ぶかは好みの問題ですね。
強度や汚れの落ちやすさといった特徴は、どちらも変わらず素晴らしいものがあります。
サンプルを見て、どちらかを選択されるのが良いかと思いますね。
オンズでも、サンプルはご用意しているので、いつでもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせの際「オンズレイのブログ」経由とお伝えいただくと施工範囲拡大等のサービスにも対応しております!
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